川越といえば名産品が芋加工品やウナギに総評されてしまいがちですが、戦前~戦後直後まで数多くの名産品がありました。今ではすたれてしまいましたが、甲州丸・禅寺丸と呼ばれる柿が生産されていました。また、醤油造りが行われていたことも分かっています。川越では今でも醤油醸造所がありますが、かつてはお城へ醤油を納めていたお店もあったそうです。桐ダンスの産地としても有名です。現在でも川越にはタンス職人が多く、日本箪笥の名産地として知られていました。以前は桐といえば川越と呼ばれるほど桐の木があったのですが、街が栄えるとともに桐の木は減少の一途をたどっています。埼玉といえば「狭山茶」が所定と言われていますが、

川越にも「河越茶」と呼ばれるお茶があることをご存知でしたでしょうか。実はこの河越茶は狭山茶の走りと言われ、歴史は狭山茶よりも古いとされている銘茶です。時代のほどは鎌倉時代後半から室町時代にかけて河越茶の茶葉栽培がおこなわれ始めたとされています。室町時代には日本銘茶五場の一つといて河越が挙げられていたんですよ。現在主流となっている狭山茶は、河越茶の伝統をベースに改良を取り入れて江戸時代後期に登場しました川越にはこのような知られざる名産品もあったことには驚きですね。

また隠れた名産品として七味唐辛子が前面にたっぷり付いたおせんべいが川越市内の老舗せんべい店で販売されています。TV等で取り上げることができない単語が商品名に含まれているので、あまり大金ブームには至らないのだそうです。

川越のショッピングゾーン

川越といえば「小江戸川越」とも言われているように、蔵づくりの街並みといった歴史的な建物がたくさんある街という印象を持っている方も多いでしょう。しかし川越は埼玉県内でも有数の商業都市という一面もあります。川越駅周辺は普段から大変なにぎわいで、平日休日問わず人の往来が絶えません。有名デパートや大型ショッピングモール、高級スーパーやたくさんの書店などが立ち並び、多くの川越市民がショッピングなどを楽しんでいます。またアパレルショップやファーストフードのお店も数多く点在し、常にたくさんの若者でにぎわっています。有名ラーメン店などもあり、時間帯によってはラーメン好きが並んで順番を待つ姿も見られます。

このように川越駅の周辺は、生活に欠かせないお店が多数そろうショッピングゾーンとなっています。埼玉県内だけでなく、首都圏でも有数の商業都市であるといってもいいでしょう。大型ショッピングモールだけでなく、大手都市銀行や新聞社の支局なども多くあり、ビジネス街の一面も持ち合わせています。また、コインパーキングなども整備されているので、車でも行けるところが川越のショッピングゾーンのいいところではないでしょうか。

古い街並みだけでなく、こうした若者向けの商店街も魅力的な川越。古い街並みを散策して歴史を学び、その帰りにおしゃれな食事やショッピング楽しめる、新旧が融合された数少ない街といえるでしょう。さまざまな楽しみ方ができる川越のこれからがとても楽しみです。